ピンチはチャンス
その他「事実は変えられないが、受け取り方は変えられる」
このことを考える機会がありました。
私の友人の話です。
彼女は、事故で歩行が困難になるくらいの怪我を負いました。
手術かリハビリのいづれかで治り方が変わるとのこと。
彼女は、リハビリを選んで、日々、努力しました。
松葉杖に始まり、杖を手放して、ゆっくりゆっくり歩けるようになっていきました。
そして3年後。
マラソン大会にエントリーし、5キロを完走しました。
5キロを走りきることはできず、走ると歩くを交互に行っての完走です。
怪我をしたときに、不運をなげくことも、何かを恨むこともせず。
現状を受け入れ、回復に向けた行動をした結果です。
何事も、私がお手本にしたくなる女性。
また、彼女の真似をしたくなることが増えました(マラソン大会出場ではありません)。
安海コーチのことでも思い出すことがありました。
昨年、ベトナムで入院していた時のことです。
安海コーチは、個室でYouTubeばかり見ていました。その中に投資の話がありました。有限会社以心伝心は役員二人の会社。体が動かなくなると、収入も途絶えます。
そこで、安海コーチは何をしたかというと。株を買い始めたのです。
しかも、ベトナムで出会った方が投資のコンサルタント。お見舞いに来て下さった時に、彼を引き留め、いろいろ聞きました。
安海コーチは、応援したい企業、今後のびそうな企業、手堅い企業などを選んだようです。
実際、コンサルタントの方に教えてもらった株は、値上がりしています。プロの視点をもらえたからです。
入院という状況があったから、株に興味を持ちました。
なお、このときは、コーチ仲間に助けてもらいました。ベトナム在住のコーチだけでなく、日本から弾丸でお見舞いに来て下さったコーチが3人もいました。今思うと、毎日、誰かが病室にいてくれました。
仕事面では、安海コーチが登壇予定だった講座の延期はあったものの。企業の個人セッションは、以心伝心コーチチームが予定通り行いました。
起こった事が、変化の元になっています。
私は、ピンチの時に、人を頼れるようになりました。
ピンチはチャンス。それは、ピンチを抜け出した後にこそ、思えます。